一樹の蔭、一河の流れ

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zoom RSS 出るのは涙ばかり

<<   作成日時 : 2018/07/11 20:23   >>

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大阪地方の地震に続き、今度は集中豪雨によって大規模な水害が西日本の広範囲にわたって発生しました。降りやまぬ大雨で川は濁流となり、溢れ出した水は市街地に流れ出し、山裾の住宅は土砂崩れに襲われ、人々の日常生活を押し流してしまいました。

梅雨末期には水害が起こりやすいと言われていますが、それにしても最近の雨の降り方は尋常ではありません。今回の災害は積乱雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生していたことによる豪雨だということです。最近ではこの線状降水帯という言葉をよく耳にします。

断水のため給水車に水を貰いに来ていた人が、「水は出ない。出るのは涙ばかり」とインビューに応えていました。豪雨災害で水に苦しめられているのに、生きるための水は無い。そんな二重の苦しみに被災者は置かれているのです。心が痛みます。

この場所に40年以上住んでいるという人が、「こんなことは始めてだ」と言っていました。これまでの個人の経験則が役に立たないほど雨の降り方が酷くなっているし、真夏の暑さも昔とは違ってきているのは、誰しも実感しているところでしょう。

最近では「熱中症」と呼ばれて盛んにその予防対策が叫ばれています。わたしが介護している独り住まいの義母(91歳)も、4年前に熱中症になりました。猛暑の日、サッシ戸を開け放した部屋にもうろうとして倒れていたのです。幸い発見されて救急車で運ばれ、1週間の入院で済みました。

義母はクーラーは嫌だと言い、高齢で感覚が鈍くなっているのか、猛暑でも「暑くない」と言い張ります。水を多めに飲ませてクーラーをつけても、わたしやヘルパーさんが帰るとクーラーを切ってしまうので、これから先の猛暑が心配でなりません。

わたしの住む鹿児島は桜島の噴火という心配の種は常時ありますが、最近では台風も当地を避けて通ることが多く、大過なく過ごしています。しかし近い過去には鹿児島でも大水害がありました。その当時、わたしは福岡市在住でした。

1993年年8月6日、鹿児島市は記録的な豪雨に見舞われ「8.6水害」と呼ばれる大規模洪水が発生したのです。市内3つの川が氾濫し、江戸時代から架かる石橋が流され、鹿児島湾に面する日豊本線の竜ヶ水駅周辺では、シラス台地の崩壊により住民やJRの乗客など約3,000人が孤立し、海上から救助活動が行われたのです。

この水害で48人が亡くなり、家屋の浸水や損壊は14,000棟を超え、現在の鹿児島中央駅付近はかなり浸水したそうです。それなのに九州新幹線開通に合わせて地下通路が作られました。今度大水害が起きたら、この通路は水没するでしょう。災害はいつやって来るかわかりません。日々を大切に生きたいと思うこの頃です。

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