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健康の秘訣

2017/04/26 00:35
「かかりつけ医」という制度が最近日本で始まったことは知っていたし、欧米には古くからホームドクター(家庭医)という制度があることも知っていた。かかりつけ医というのはただ単に、自分で医師を選んで決めておくことなのだろうと、勝手に思い込んでいた。

あまり病気をしない私だけれど、年金受給者=高齢者の仲間入りをしたことだし、血圧もやや高めということで、自宅近くの内科クリニックの先生を自分のかかりつけ医と決めた。ところが最近、かかりつけ医というのは自分で決めるものではなく、研修とかを受けて認定された医師に与えられる制度だと知った。

それはともかく私が選んだのは、歩いて2分の場所にある内科クリニック。ここの院長先生は哲学がお好きらしく、院内の壁には、いろいろな名言・箴言を書きつけた紙があちこちに貼ってある。以前にも紹介したが、例えば「老いは幸運の果実」なんていう言葉が手書きの筆文字で書いてある。

この先生を気に入った理由は、血圧のクスリは一生飲み続けるのではなく、「衣替えをするように、寒い間は飲んで、夏は休んでもいいんですよ」と言われたのが腑に落ちたのだ。私は一番弱いクスリを処方されている程度だから、そういうこともあるのだろう。要は血圧はきちんとコントロールすることが大事です、という先生の言葉に従っている。

先日、クスリをもらいに行った。別に具合が悪いわけではないので、診察室では診察というより健康談義になったりする。帰り際に「きょうのおみやげ」と言って、一枚の紙を手渡された。それは日本医師会の企画による、「高齢者の健康法」というタイトルのA4の紙だった。先生自身が70代半ばの高齢者なので、ご自分でも実践されているのだろう。

サブタイトルは「一読・十笑・百吸・千字・万歩」とあり、特に高齢者に毎日実行してもらいたい健康法ということだった。若い人も働き盛りの人も、いずれ高齢者になるし、これは「一・十・百・千・万」という語呂合わせが覚えやすいので、内容をそのまま紹介したいと思う。


 「一読」一日に一度はまとまった文章を読もう
  新聞でも雑誌でも本でも、好きなものを選んで読むことです。
  文章を読むことで認知機能がアップします。

 「十笑」一日に十回くらいは笑おう
  笑う頻度が少ない人ほど認知機能が低下するリスクが大きいのです。
  また、笑うことで免疫力が向上し、がんの予防・進展を抑える効果
  があると言われています。

 「百吸」一日に百回くらい(一度には十回くらい)、深呼吸をしよう
  深呼吸することで肺の機能が高まり、自律神経が安定し、ストレス
  解消に役立ちます。
 
 「千字」一日に千字くらいは文字を書こう
  文字を書くことは認知機能を高めます。日記をつける、手紙を書く、
  メモをとるなど、こまめに文字を書くことです。そして、できるだ
  け漢字を使って書くことをお勧めします。

 「万歩」一日に一万歩を目指して歩こう
  歩くことがメタボリック症候群の予防・治療に効果的であり、記憶
  力を高め、認知症の予防に有効であることは周知されています。
 
 一日の時間の流れの中で「今日は何をして、何をしていないか」を
 チェックするために、「一読・十笑・百吸・千字・万歩」を口の中で唱
 えてみて、まだやり残しているものがあれば、まず、それを片付け
 るようにしてみましょう。


以上が先生から「おみやげ」にいただいた健康法だ。一読と十笑までは何とか実行できているにしても、百吸はあやしいし、日記や手紙は書いているけど千字には足りないかも。まして万歩ともなれば、半分程度かもしれない。とまれ自分の心がけ次第で実行できる内容なので、未来に自分のためにガンバリマス。

  ※引用は 日本医師会企画の「健康プラザ」No.481号より
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たそがれの桜島と甲突川

2017/04/24 19:42
夕方に夕立のような雨がひと降りしました。その後、雨は上がり、たそがれゆく桜島と、川面に雲を映す甲突川が美しかったので撮影しました。(2017年4月24日19時21分撮影)

青々とみえる若葉は、クスノキです。

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ルキーノ・ヴィスコンティを観る 

2017/04/12 09:34
団塊世代で映画がこよなく好きな人だったら、ルキーノ・ビスコンティの名前を聞けば、観た事のある彼の監督作品名を言えるかもしれない。彼はイタリアの巨匠と呼ばれ、文芸大作や歴史大作の監督として「イタリア・ネオレアリズモ映画の伝統的な先駆者」といわれている。

しかし日本では、彼の生前に公開されたのは全19作品のうち約半分しかなかったそうだ。1976年に亡くなり、その2年後に「家族の肖像」が公開されると大ヒットして、80年代にヴィスコンティは映画の枠を超えて一大ブームとなり、全作品が公開されたのだという。

2016年はビスコンティ監督の生誕110年、没後40年の記念すべき年だったことから、特に評判の高かった作品のうちの数本が修復され、昨年末から≪ルキーノ・ヴィスコンティ生誕110年 没後40年メモリアル―イタリア・ネオレアリズモの軌跡―≫と銘打ち、デジタル修復版が全国各地で順次上映されている。

ただしシネマコンプレックスが全国で展開する現状では上映館が限られ、各県1館程度。九州では福岡・大分・鹿児島の3県のみで、鹿児島市内ではガーデンズシネマで上映中だ。鹿児島市在住の私としては嬉しいかぎりだけれども、名画座的な映画館が衰退した現状はちょっと寂しくもある。

デジタル修復版として銀幕に登場するのは、「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(1942)、「揺れる大地」(1948)、「若者のすべて」(1960)、そして「家族の肖像」の4作品だ。このうちに先日まず、アラン・ドロンやクラウディア・カルディナーレが出演する「若者のすべて」を観に行った。上演時間が2時間59分の大長編。しかし内容が濃くて長さを感じなかった。

「若者のすべて」のあらすじを簡単に紹介すると――

 1955年のある晩、父親を亡くした家族(母親と4人兄弟)が貧しい
 南部の農村から、北部の大都会ミラノ駅に着く。ミラノで働く長男
 ヴィンチェンツォを当てにして、移住してきたのだ。三男ロッコは
 ボクサーとして活躍するようになるが、次男シモーネは悪の道に染
 まり…。ヴィスコンティの重要なモチーフ・家族崩壊をドラマティ
 ックに描くこの一大叙事詩は、ネオレアリズモの最後の作品。


映画の時代背景の1955年といえば、日本では昭和30年。戦後まだ10年しかたっておらず、それは第二次世界大戦で敗戦国だったイタリアも同じ。映画の公開は1960年だから、昭和30年代前半のイタリアの様子が垣間見える。監督のルキーノ・ビスコンティはミラノ生れということもあり、観光地として有名なミラノのドゥオーモ(ミラノ大聖堂)などが効果的に使われている。

母親と4人の息子たちは地階のアパートに何とか住む場所を見つけるが、息子たちの最初の仕事は、屋外での雪かきだった。時代は戦後復興期の最中ということで、集合住宅らしい足場の組まれた建設現場や、イタリア第2の都会で暮らす人々の様子も映し出される。

この当時は南部は貧しい農村地帯で、北部の大都市ミラノに出稼ぎに来る人々が多いというイタリアの南北問題が描かれている。また家族を何より大事にするといわれるイタリア人気質、5人の息子を育てた母親の存在、大都会で必死に生きる5人兄弟が辿るそれぞれの運命…。久々に「これぞ映画」という感慨を抱かせてくれた作品だった。

 ※≪ルキーノ・ヴィスコンティ生誕110年 没後40年メモリアル
    ―イタリア・ネオレアリズモの軌跡―≫
   公式ホームページ  https://www.visconti-neo.com/

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鹿児島市民劇場5月例会「集金旅行」のご案内

2017/04/09 09:21
こんにちは。当地鹿児島は九州内でも桜の開花が遅いことで知られていますが、何と今年は、市内中心部を流れる甲突河畔の桜並木はやっと5分咲きといったところです。

3月末は肌寒い日が続いたせいもあるのでしょうが、とうとう卒業式にも入学式にも開花は間に合わず、来週中頃が見ごろでしょうか。お寝坊さんの鹿児島の桜です。

さて、鹿児島市民劇場では、5月30日(火・18:30〜)と31日(水・13:30〜)に、5月例会として民藝の「集金旅行」を上演します。私のサークルは5月例会を担当していますので、お知らせいたします。

鹿児島市民劇場は会員制の演劇鑑賞団体です。演劇を観たい人、好きな人が3人集まってサークルを作り、入会できます。知り合いやお友達のサークルから誘われて入会することもできます。

井伏鱒二の小説を原作にした「集金旅行」の主演は、樫山文枝さん。ほかに伊藤孝雄さん、西川明さんなどが出演されます。民藝には珍しくコミカルな内容の舞台です。
   
   ※ 画像をクリックすると拡大します。

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市民劇場はかつて労演と呼ばれていた長い歴史を持つ演劇鑑賞団体です。現在、九州・山口各県の主要都市に18団体があり、3万数千人の会員が商業演劇とは違う形で演劇文化を支えています。1つの例会は1つの劇団が自信作を引っさげて、この18カ所の地域を約2カ月かけて巡回上演します。

入会ご希望の方は、鹿児島県在住の方の場合、下記までご連絡ください。3人でサークルを作っていただくのがベストですが、どうしても無理な場合、お一人でも入会されたい場合は、下記までご相談ください。ちなみに私のサークルの名前は「エンデバー3」です。サークルの名前は自由に決められます。

劇場で観る演劇は、俳優さんと観客が作り上げて完成する一期一会の、非日常の空間です。「忙中閑ありと」申しますが、忙しい日常だからこそ、ライブで楽しめる演劇をぜひご一緒に楽しみませんか。

    入会金=2,300円 会費月額=2,000円(学生1,600円)
    年6回、さまざまなジャンルの演劇をお楽しみいただけます。
    (会費等の額は各団体で多少異なります。)
    
    ※鹿児島市民劇場 お問合わせ先
     
    〒892−0842
    鹿児島市東千石町2−8 円ビル3F
    電話:099−224−2888



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