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みんなの「50代以上のブログ」ブログ


きょうの桜島

2017/09/18 13:17
◆しばらく音無しの構えだった桜島が、この夏より、再び活動を開始しました。1日に10回以上爆発・噴火することも珍しくありません。そのため風向き次第では、火山灰の襲撃を受け、道路には砂状の灰があちこちにかたまり、風が吹けば舞い上がって目に入ります。(トホホ)

台風一過でまた残暑厳しいお天気となったきょう、朝から桜島が元気です。1回噴煙が上がると、数分後にはまた新しい黒い噴煙が上がり、それが上昇して拡散を始めると、また下から黒い噴煙が頭を出します。その繰り返しです。1年以上おとなしかったので、たっぷりエネルギーをおなかの中に蓄えたのでしょう。大爆発ではなく、小出しにしてくれるのでそれはいいのですが。(写真は今朝、自宅から撮影)

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噴煙は上昇するに従い、黒い色から灰色へ、そして白っぽくなり、上空の風に乗って火山灰は広がり、風下のほうに流されて行きます。きょうは西北の風に乗って、鹿児島市街地とは逆の大隅半島方面(写真では右方向)へ灰が流されています。そして空から降り注ぎます。
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憤怒について

2017/09/13 22:33
喜怒哀楽の感情を持つのが人間だ。喜び、怒り、哀しみ、楽しみながら日々過ごしている。とりわけ2番目の「怒」の感情に火が付くと、爆発して手が付けられなくなる人がいる。怒りは他の感情とはちがい、後味の悪さが付きまとうものだ。それは相手を傷つけ、自分も傷つくからであろう。

最近、高齢者が突然怒り出して周囲に迷惑をかけたというニュースをよく耳にする。こらえ性が無くなり、ちょっと待たされたり、相手の態度が気に食わないなどと難癖つけては、異常なほど怒ったりわめいたりして感情の歯止めがきかなくなるのだ。

この怒り、言い換えれば憤怒の感情について、わたしの愛読書であるトルストイの『文読む月日』の中の文章を紹介したい。この書は1日に1章ずつ、トルストイが膨大な読書の中から古今東西の聖賢たちの名言を集め、1年365日分、心の糧となるように編んだものだ。

その本の1月23日の項は、「怒り」「憤怒」について書かれている。引用文の場合は文末にそれを言った(書いた)人の名前が記され、名前のないものはトルストイ自身の言葉だ。以下はトルストイの言葉からの引用。

 (二)ローマの賢人セネカは(中略)怒る癖をなくする
    ためには、人がぶんぶん怒っている恰好を見るの
    もいい、と言う。人が怒っているときの恰好、つ
    まりまるで酔っ払い同然に赤い顔、憎悪に満ちた
    醜い顔をして不愉快なきいきい声を出し、口汚い
    言葉を吐く恰好を見て、自分はあんな醜態は演じ
    たくはないと思え、と言うのである。

 (四)憤怒がどんなに他人にとって有害であろうと、そ
    れにもまして憤怒する当人にとって有害である。
    憤怒は必ずそれを呼び起こした相手の行為以上に
    有害なのだ。

 (八)われわれが腹を立てるのは、なんでそんな腹の立
    つことが起きたかの原因がわからないからである。
    なぜならもしその原因がわかれば、われわれは結
    果ではなくてその原因に腹を立てるであろうから
    である。しかしながらあらゆる現象の外的原因は
    非常に遠くにあって、これを発見することはでき
    ないが、その内的原因は――いつもわれわれ自身
    なのだ。どうしてわれわれは人を責めるのが好き
    で、こんなに意地悪く、こんなに理不尽に責める
    のだろう? 人を責めることで自分の責任を免れ
    ようと思うからである。われわれは自分に困るよ
    うなことがあると、これは自分が悪いからでなく
    て、人が悪いからと考えたがるのである。

 (十)人々が互いに憎々しげに口論していると、子供は
    どちらが正しくてどちらが悪いかわからないまま、
    心で双方を非難しながら憂わしげに二人のもとか
    ら走り去る。そしていつも二人のどちらよりも、
    その子供のほうが正しいのである。


トルストイの『文読む月日』には傾聴に値するいろいろな考え方や思想が詰め込まれており、折に触れてその日の項を開いたり、無作為にパッと開いたページを読んで、心の栄養にしたり思索の道しるべにしている。

とはいえ、怒りの感情を抑え過ぎたり溜め込んでしまえば、逆に身体のほうに悪影響が生じる。また明らかな差別や人権無視などの行為に対しては、怒りをもって抗議したり理路整然と反論することは必要だと思う。理不尽なことに対しては、怒りの感情は押さえたり泣き寝入りせずに外に出していいものだと思っている。

怒りの感情というのは、なかなかコントロールが難しいが、この扱いにくい感情に振り回されないよう、日々おだやかに暮らしたいと願っている。そのためには新聞やテレビのニュースなど見過ぎないようにして、心安らかな気持ちで日々を送るのが理想だけれど……。

 参考図書:トルストイ『文読む月日』(全三冊)
      北御門二郎訳 ちくま文庫 本体各1500円+税

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港区芝界隈を歩く

2017/08/23 11:35
現在、東京都港区内の長女夫婦宅に8月1日から滞在しています。というのも、長女が第二子を出産したので、産後の家事支援のために来ているのです。わたしの主な役目は、食事作り、買い物、掃除、上の子(3歳児)を保育園に送迎することです。たまには娘に代わって赤ん坊の世話もします。

今年1月には次女の第二子出産に伴い、2月末まで福岡市内の娘夫婦宅に滞在しておりました。2人の娘がそれぞれ2人ずつ出産したので、この数年で孫が4人になりました。娘たちは仕事を持っており、当世風に晩婚・高齢出産になりましたが、子宝に恵まれ、有難いことです。

産後の娘の支援とはいえ、実は赤ん坊よりも上の子(3歳児)の方に多くの手がかかります。いうことを聞かず口答えする、飛んだり跳ねたり、急に走り出したりと、60代後半のわたしにとっては連れて歩くというより追いかけるのが大変で、結構重労働です。

自由な外出はままならないものの、保育園からの帰り道、歴史を感じる旧跡などを見て歩くのがせめてもの安息のひと時です。JR田町駅近くから北上する日比谷通りの周辺一帯は、江戸時代に多くの大名屋敷があった場所で、歴史を感じさせられる見所がたくさんあります。

保育園を出るとまもなく、NEC本社の大きなビルがあり、それを横目に通り過ぎると、緑の多いゆったりした敷地の中にホテルやオフィスビルが並んでいます。そのあたりは江戸時代に薩摩藩の大規模な上屋敷があった場所で、「芝さつまの道」として緑地帯が整備されています。
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   NEC本社ビル

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    芝さつまの道 案内板

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    さつまの道 緑地帯

その一角に、「旧町名由来板20」と書いた案内板があります。それには「三田四国町」「三田同胞町」「松本町」の3町名の説明が書いてあり、「三田四国町」の場合は、一説に、四国の諸大名であった阿波の徳島、土佐の高知、讃岐の高松、伊予の松山の各藩邸があったことに由来する町名とのこと。

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   旧町名由来板

そこから東側の表通りに出ると、現在の日比谷通り。その通りを北上すると、まもなく左側に芝公園が広がります。広大な園内には芝東照宮、通りに面した三解脱門、その奥には増上寺があり、さらに奥には東京タワーが屹立していて、新旧の趣が感じられます。
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    三解脱門

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   東京タワー

日比谷通りを挟んだ反対側の芝公園内にも寺院が多く、尾崎紅葉生誕の地や「万延元年 遣米使節記念碑」、黒船でやって来た「ペルリ提督の像」、また公園内には災害時に使えるトイレや防災パーゴラと呼ばれる簡易な災害対策施設が、数箇所ありました。
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   ペルリ提督像

芝公園内にある港区役所に寄り、港区の観光マップや歴史ガイドブックなど、無料で配布されている資料を何種類かいただきました。港区には芝・新橋地区以外にも、白金・高輪、麻布・六本木、青山・赤坂、ベイエリア地区など、歴史的なものと近代的なものがうまく融合した場所が数多くあります。

今回はそれらを見て回る時間はありませが、いずれまた上京の機会があったら、下調べをして、歴史の勉強も兼ねがら徒歩やバスを利用してじっくり見て回りたいと思います。

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ザビエル教会コンサート

2017/07/26 20:07
毎年楽しみにしている音楽祭が2つあります。1つは春の大型連休中に東京の有楽町駅にほど近い、東京国際フォーラムを中心会場として開催される「ラフォルジュルネ・オ・ジャポン」です。約10年ほど前から、東京在住の娘と行くようになったのが始まりです。

5月3日から3日間、朝から晩まで1プログラムが45分、交響曲ならちょうど1作品ほどの長さなので、料金もリーズナブルです。プログラムがネットに発表されると好きな楽曲や演奏者をチェックして、早めに購入。当日は朝からはしごで1日3〜4のプログラムを楽しみます。

その娘も結婚し子どもも生まれたので、最近は時間やプログラムを合わせて一緒に行動するのは難しくなり、もっぱら別行動で一人で楽しむようになりました。もう1つは、地元鹿児島で毎年夏に行われる「霧島国際音楽祭」。現在開催中で今年は第38回となる歴史ある音楽祭です。

鹿児島に移住した17年前にこの音楽祭のことを知り、こちらも複数のプログラムを選んで出掛けます。メイン会場は自然豊かな霧島市にある「みやまコンセール」。鹿児島市の中心部からは車で約1時間かかり、会場まで臨時バスが運行される場合もありますが、やや不便です。

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メイン会場だけでなく、鹿児島市内の宝山ホールやザビエル教会でもコンサートが開かれますので、最近はもっぱら往復に時間のかからない近場の会場のほうに行くようになりました。今年はその第一弾として、25日昼のザビエル教会コンサートに行ってきました。

鈴木優人さんと新国立劇場合唱団アンサンブル8名による、〜;教会で聴くオルガン、合唱の響き〜と題した公演でした。鈴木優人さんはオルガン、ピアノ等の鍵盤奏者であり、指揮や作曲もされる才能豊かな方で、昨年もザビエル教会コンサートに出演されました。

ザビエル教会は鹿児島市の繁華街である天文館に程近い場所にあります。正式名称は鹿児島カテドラル・ザビエル記念聖堂(Kagoshima St. Xavier's Cathedral )で、カトリック教会です。教会の向かい側にはザビエルの鹿児島上陸を記念したザビエル公園があります。

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   開演前の教会内部(2階より)

この教会の建物は3代目で、最初は1908年に石造りの立派な聖堂でしたが1945年4月8日の大空襲で焼失。その後ローマの寄付で木造聖堂が再建され、1999年にはザビエル渡来450年を記念して現在のコンクリート聖堂になったという歴史があるようです。パイプオルガンはスウェーデンのチュール社製とのことです。

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   2階にあるパイプオルガン

私はキリスト教の信者ではありませんが、鹿児島に移住した直後から数年間はパイプオルガンを習っていたので、この教会にもオルガニストの演奏を聴きに何度か通ったことがあります。教会で聴くオルガンと聖歌の響きは、信仰心をいや増す効果があるように思いますが、私は純粋に音楽としてバッハなどの教会音楽を楽しんでいます。

今回の公演で出色だったのは、鈴木優人さん作曲の「アポカリプシス 2」。2006年にドイツのワイマールで初演された、8人の無伴奏混声アンサンブルのための作品で、『ヨハネの黙示録』の一部がテクストなのだとか。歌詞の意味はわかりませんが、一種独特の力強い混声の掛け合いがアカペラで歌われ、日本初演というその独創的な全曲を、作曲者本人の指揮で聴けたのは幸運なひとときでした。

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忙中閑あり

2017/07/14 15:38
梅雨末期には大雨になることが多いですね。福岡県朝倉市とその周辺、大分県日田市などの災害地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。きょうはまた愛知県内に大雨による洪水警報が出て、犬山市では全域避難指示が出ているようです。ご安全を祈ります。

わたしの住む鹿児島でも、つい数日前、震度5強の地震があり、びっくりしました。幸い揺れた時間が短く、鹿児島市街地は震度4強程度の揺れでしたので、特に大きな被害もなく、ビルのエレベータが数時間停止する程度で、夕方には復旧しました。

義母の介護があるので、遠出の旅行は控えていますが、義母がデイサービスを利用する毎週水曜・木曜にかけての1泊2日は、外出日和です。義母の体調もいいので、今週の水・木は夫婦で福岡へ遊びに行きました。忙しさの中にも、その気になれば時間は見つかるものです。

鹿児島中央駅から新幹線に乗り、約1時間半で博多着。水曜(12日)夜はヤフオクドームへ、ソフトバンク対楽天の野球観戦に行きました。約1年ぶりのヤフオクドームです。
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   路地奥に見えるヤフオクドーム

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  ヤフオクドーム内(3塁側席より)

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     同上

その夜はドーム近くのホテルに泊まり、翌朝、すぐ近くにある平野神社にお参りしました。この場所で生れた福岡藩の平野國臣をまつる神社です。平野國臣は幕末の勤王志士として知られています。武術や国学に優れていましたが、脱藩して尊王攘夷運動に身を投じ、37歳の若さで京都で刑死しました。

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  境内の追慕碑(左手)と歌碑(右手)

黒御影石に刻まれた歌碑には「我胸の燃ゆる思ひにくらぶれば烟ハうすし桜島山」とあります。烟は「けむり」 です。この歌の意味ですが、薩摩に何度か足を運んでいる平野が、自分に比べて薩摩藩士にあまり勤皇の精神がないことを感じ、詠んだものだとも言われています。

その後、地下鉄で博多駅へ移動。博多駅にある飾り山を見ました。飾り山は裏表にありますが、写真はメインの表のほうです。これらの飾りは博多人形師たちの手で作られます。

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十七番山笠のお題は「奇襲一ノ谷合戦」でした。表面は主に歴史に材を取り、裏面は現代のアニメのキャラクターなど、子どもたちが楽しめる飾り山になっています。

ちょうど博多の町では櫛田神社の祭事である「博多祇園山笠」が行われており、15日早朝行われる「追い山」に向けて、12日の「追い山ならし」をTV中継で見ることが出来ました。福岡市には長年住んでいたので、子どもたちと早朝に行われる「追い山」を見に行ったことが思い出されました。

「博多祇園山笠」は、勇壮かつ迫力のある男の祭りで、一度リアルに見たらわくわくドキドキ感が止まりません。感動でやみつきになるお祭りです。いよいよあす早朝に、「追い山」が行われます。

飾り山を見た後は、博多駅近くに住む次女宅へ寄り、今年正月に生れた孫の成長ぶりをみて、帰途につきました。

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ブログ開設12周年

2017/07/05 17:37
2000年1月1日に自分のホームページを立ち上げ、翌年3月からはメールマガジン「僕らはみんな生きている!」を創刊して、毎週水曜日に配信を始めました。以後10数年間、4カ所のメルマガスタンドから発行を続け、時々充電期間と称して1〜2カ月お休みしながら、この数年は発行回数を隔週に減らして何とか発行を続けております。

これもひとえに読者の皆様あってのことだと、感謝いたしております。長きにわたって本当にありがとうございます。このメールマガジンは無料ですが、購読を希望されてメールアドレスを登録された方のみに配信されるシステムです。

その後、2005年ころから「ブログ」というツールが登場して、誰でも簡単にネット上に文章を書くことが出来、誰でも自由に読めるという時代になりました。私もこれは便利だと思い、さっそくメールマガジンで配信したものを、さらにブログで読めるように「一樹の蔭、一河の流れ」と題して始めました。それがちょうど12年前、2005年7月5日のことでした。

それから丸12年がたち、きょうからブログ開設13年目、メールマガジン創刊からだと16年目に入っております。メールマガジンが300回、500回など切りの良い数字になるときに、何度かもう止めようかと思いましたが、読者の方からの励ましなどもあって何とか続いております。

メールマガジンの読者はその後増えず減らずの、横ばいの状態が続いておりますが、ブログのほうで読んでおられる読者さんもおられることと思い、「ブログ開設12周年」と題して、これまでの記事を振り返ることにしました。どれか興味のある記事を再読していただければ嬉しいです。

最初に書いた記事は "少年たちを見る目" でした。
  http://bronte.at.webry.info/200507/article_1.html

2年目は "島原の夏草"
  http://bronte.at.webry.info/200607/article_1.html

3年目は "白夜行 〜北欧見たまま〜(2)"
  http://bronte.at.webry.info/200707/article_2.html

4年目は "こんなふうに映画を観てきた"
  http://bronte.at.webry.info/200807/article_2.html

5年目は "ウルムチ滞在で見たもの"
  http://bronte.at.webry.info/200907/article_2.html

6年目は "言葉のパワー"
  http://bronte.at.webry.info/201007/article_1.html

7年目は "ユートピアのあと始末"
  http://bronte.at.webry.info/201107/article_1.html

8年目は "腹の虫 "
  http://bronte.at.webry.info/201207/article_2.html

9年目は "星の大河"
  http://bronte.at.webry.info/201307/article_2.html

10年目は "真夏の東京散歩"
  http://bronte.at.webry.info/201408/article_1.html

11年目は "明治日本の産業革命遺産"
  http://bronte.at.webry.info/201507/article_1.html

12年目は "見えない世界"
  http://bronte.at.webry.info/201607/article_1.html

そしてきょうはブログでは13年目、メールマガジンとしては16年と5か月、682回目の配信となります。当初は原稿用紙換算で毎回5〜6枚書いていましたが、その後、長すぎるというご意見もあり4枚強程度に短くしました。また朝の通勤時に読んでいるという方も多いことが分かり、暗い話や悲しい話は書かないように心がけています。

現在は更にフェイスブックやツイッターなど、もっとリアルタイムに情報を発信するツールが登場していますが、私は利用しておりません。そこまで個人のことを発信する必要性を感じないことと、それに取られる時間が惜しいというか煩わしくて、自分のライフスタイルに合わないからです。

このまま続けたら、再来年には古希となり、10年後は生きているのかどうかさえ定かではありませんが、あまり欲張らずに健康に留意して、ぼちぼち・こつこつと書いていこうと思っております。今後ともよろしくお願い致します。

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梅雨の晴れ間の桜島

2017/06/29 22:49
きょうの天気予報は、雨模様のはずでしたが、重苦しく垂れこめていた雨雲が夕刻になるにつれてすっかり退き、数日ぶりに天高い青空が広がりました。桜島の山頂には、珍しく雲が乗っかっています。

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     2017年6月29日 午後6時ころ

上の写真を撮って約1時間後は・・・(下の写真)

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午後7時過ぎでもまだ十分明るいです。



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三感王

2017/06/21 21:30
野球の三冠王なら知っているが、三感王とは初めて聞く言葉だった。これは先日の朝、NHKテレビを見ていたら、ゲストで出演していた加山雄三さんの話の中に出てきたもので、自分が大切にしている言葉は「三感王」だと。どんな字を書くかというと、「感心」「感動」「感謝」の3つ。

加山雄三さんといえば映画の「若大将シリーズ」がヒットし、シンガーソングライター、ギタリスト、ウクレレ奏者、ピアニスト、作曲もされるマルチタレントだ。今年で80歳とは思えない張りのある歌声といでたちで、最近もコンサート活動をされているという。

加山さんの座右の銘である「三感王」は、元々はユニー株式会社の創業者・西川氏が使われていた言葉らしい。感心、感動、感謝の三つを合わせたものが「人生の三感王」で、「豊かな心、一流の心を持った人材を育成しよう」という意味が込められているそうだ。

「感心」感心する心、
「感動」感動する心を持つ。
「感謝」感謝の心を忘れない。

人間いくつになっても、何事にも関心を持って感心する心、感動する心、感謝する心。これを失わずにいることで、いつも若々しい気持ちで活動していると加山さんは「三感王」の言葉の持つ意味を披露された。いい言葉だなと思い、すぐにメモ用紙に書き留めた。

もう一つ、加山さんが披露されたものがノートだった。「三感王」にあるように、何事にも関心を持ち、それを聞き流さずにきちんと調べて、メモというより図入りでノートに書き留めてある。そのノートの数ページが拡大写真で画面に映し出されたが、見てびっくり仰天した。

アインシュタインの方程式、宇宙論、量子重力理論などが図解入りで詳細に書いてある。理系なのかと思いきや、別のページには、「日本画家の五山と言われる人たち」という見出しの下に、「平山郁夫、加山又造、杉山寧(ヤスシ)、高山辰雄、東山魁夷(カイイ)」と記されている。それこそ感動もののノートだった。

また別のページには、「砂糖の種類」という見出しの下に、

 一番糖    肉じゃが等 深く煮込まないものに
 三温糖    煮物
 グラニュー糖 おかし、ケーキ、酢のもの
 黒砂糖    あなごなどのたれにむいている

とあり、その下には「北海道で食べたもの だいたいこんな感じ」とあり、その下に1・2・3…と素材や料理の方法をメモしてある。また別のページには、絵画で使うカンバスの大きさを示す号について、10号のタテ・ヨコの寸法を絵入りで書くなど、とにかく内容が多岐にわたり、関心を持ったものについてジャンルを問わず書いてあるノートだった。

わたしも日常生活や読書で気になる言葉や事柄が出てきたら、メモを取る習慣はあるが、加山さんの足元にも及ばないと大いに反省した。そこで加山さんを真似て、さっそく小型のノートを用意。日々気になる言葉を書き留め、さらに調べて補足して、1ページに1項目を書くようにした。

この1週間で書いたのは、・ウナギ職人の世界には「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」という言葉がある。・結婚は人生の墓場。この言葉の由来。・馬には乗ってみろ、人には添うてみろ、の意味。・総領の甚六の意味。・日本の4大関所の場所と名前。・入り鉄砲と出女の意味…と、気になった言葉をメモして調べて書いているが、要は継続することが肝要かなと…。

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ストロベリー・ムーン

2017/06/09 20:15
きょう6月9日は満月です。ネイティブアメリカンは夏至に近いこの時期の満月を「ストロベリームーン」と呼ぶそうです。この時期はストロベリーの収穫時期ということもあり、この名前がついているそうです。

ストロベリームーンは年に1回しか見ることが出来ず、夏至の時期に満月がイチゴのように赤い色になる現象で、今年はきょうがその日なのです。ストロベリームーンは、縁結びの効果があるともいわれています。
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  6月9日19時46分 自宅より撮影


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  6月9日19時59分 自宅より撮影 左は桜島

実物を肉眼で見ると、確かに赤っぽいいろをしていましたが、スマホの写真では、実際の赤い色目は出ていなくて、白っぽくて残念です。けれど年に1度のストロベリー・ムーンということで、アップします。
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人生のスパイス

2017/06/08 15:14
先月も蛍に関する俳句やエッセイを取り上げて書きましたが、なぜかまだ蛍のことが書き足りなくて、今回も蛍に関する俳句を鑑賞したいと思います。というのも、わたしはずっと以前から、短歌よりも俳句のほうに惹かれてきました。あの17文字という短さの中に、無限大の宇宙というか表現を取り込むことのできる俳句の世界に、憧れるのです。

最近知人に誘われて、とある先生の俳句の教室を見学に行き、俳句の歴史や現代俳句というものについてレクチャーを受けて、とても勉強になりました。俳句には大きく分けて、季語を入れる有季俳句と、季語を入れない無季俳句があり、最近は自由律俳句もあると知ったのは収穫でした。

それはさておき、ここに紹介するのは「蛍」が登場する俳句です。わたしの手元にある句集の中から選びました。作者名のあとに、その人の生年と没年を示しますので、作句のだいたいの時代が分かると思います。

・手のうえにかなしく消ゆる蛍かな
        向井去来(1651〜1704)

・梧(きり)の葉に光広げる蛍かな
        服部土芳(どほう)(1657〜1730)

・直(すぐ)に来た池の蛍や縁の露  
        内藤丈草(じょうそう)(1662〜1704)

・うつす手に光る蛍や指のまた
        炭(たん)太祗(たいぎ)(1709〜1771) 

・さびしさや一尺消えてゆくほたる
        立花北枝(ほくし)(?〜1718)

・子は寝入り蛍は草に放ちけり
        正岡子規(1867〜1902)

・蛍這(は)へる葉裏に水の迅さかな
        長谷川零余子(れいよし)(1886〜1928)

・親一人子一人蛍光けり
        久保田万太郎(1889〜1963)

・光洩るその手の蛍貰ひけり
        中村汀女(1900〜1988)

・銀行員等朝より蛍光す烏賊(いか)のごとく
        金子兜太(とうた)(1919〜 )

これらの句は江戸時代初期から現代まで、300年以上の時間の幅があります。時代は江戸から明治、大正、昭和、平成と移り変わっていますが、蛍はむかしのままでしょうし、蛍に対する日本人の感受性も、ここにあげた俳句をみ
る限り、そんなに変化はないように思います。

この300年以上にわたる時代の流れで、わたしたちを取り巻く生活様式や文物やインフラ等は、雲泥の差といえるほど発達し、変化しました。しかしそんな中で変わらぬものがあるとしたら、四季の変化を楽しみ、愛で、自然との関わりを大切にする日本人の感受性が、いまも保たれていることではないでしょうか。

俳句から季語をなくした無季俳句が進むと、川柳と同じといわれ、さらに五七五にとらわれない自由律俳句でいいじゃないか、という人も出てくるそうです。日本古来の詩歌の伝統を受け継いで成立した俳句ですが、素人でも簡単に作れることから、≪大家と素人の区別もつかぬ第二芸術に過ぎない≫(桑原武夫)という、否定的な意見もあります。

しかし日本語の持つ五・七・五のリズミカルな泊を活かして作る俳句や川柳は、誰でも作れるところがミソだと思います。某保険会社が毎年行う「サラリーマン川柳」は第30回を迎えるそうですが、芸術性云々よりも、気軽に作って楽しんで人を笑わすことができる点で、支持を得ているのだと思います。五七五は人生を楽しむ、素敵なスパイスになり得るのではないでしょうか。

  ※引用文献 『名俳句 1000』佐川和夫篇
         彩図社 平成14年2月1日発行

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タイトル 日 時
0歳と90歳
◆今年に入ってこれまでの5カ月は、正月早々に次女が出産した新生児との対面に始まり、続いて3カ月前に圧迫骨折して整形外科に入院した義母さんの見舞い。5月の連休明けに退院してからは、わが家で養生するため引き取って、生活全般の世話をする毎日だ。0歳児と90歳の両方を世話して、「人の一生」の重みを実感している。 ...続きを見る

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2017/05/25 17:21
◆もうすぐ蛍の舞う季節になります。蛍の季語は「夏」で、俳句の世界では「蛍」に関するたくさんの名句があります。俳句の先人として有名なのは松尾芭蕉や高浜虚子ですが、近年では季語や五・七・五にとらわれない自由律俳句で登場した種田山頭火や尾崎放哉(ほうさい)などが知られています。 ...続きを見る

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2017/05/11 13:56
春の甲斐路をゆく
春の甲斐路をゆく ◆春の大型連休の前半は、東京都内と甲府市、つまり甲斐の国で過ごしました。 ...続きを見る

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2017/05/04 17:50
健康の秘訣
◆「かかりつけ医」という制度が最近日本で始まったことは知っていたし、欧米には古くからホームドクター(家庭医)という制度があることも知っていた。かかりつけ医というのはただ単に、自分で医師を選んで決めておくことなのだろうと、勝手に思い込んでいた。 ...続きを見る

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2017/04/26 00:35
たそがれの桜島と甲突川
たそがれの桜島と甲突川 ◆夕方に夕立のような雨がひと降りしました。その後、雨は上がり、たそがれゆく桜島と、川面に雲を映す甲突川が美しかったので撮影しました。(2017年4月24日19時21分撮影) ...続きを見る

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2017/04/24 19:42
ルキーノ・ヴィスコンティを観る 
◆団塊世代で映画がこよなく好きな人だったら、ルキーノ・ビスコンティの名前を聞けば、観た事のある彼の監督作品名を言えるかもしれない。彼はイタリアの巨匠と呼ばれ、文芸大作や歴史大作の監督として「イタリア・ネオレアリズモ映画の伝統的な先駆者」といわれている。 ...続きを見る

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2017/04/12 09:34
鹿児島市民劇場5月例会「集金旅行」のご案内
鹿児島市民劇場5月例会「集金旅行」のご案内 ◆こんにちは。当地鹿児島は九州内でも桜の開花が遅いことで知られていますが、何と今年は、市内中心部を流れる甲突河畔の桜並木はやっと5分咲きといったところです。 ...続きを見る

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2017/04/09 09:21
90歳
◆最近生まれたての赤ん坊(孫)の世話から、一転、90歳のばあやさん(姑)の見舞いのため、入院先の病院へ通っているので、人生90年という時間の重さを実感する日々です。あやすとニコッと笑うようになった孫に癒される一方、圧迫骨折で入院中のばあやさんの姿は、長生きすれば遠からずやってくる自分の未来を見ているようです。自分もああなっていくのかなと。 ...続きを見る

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2017/03/23 02:41
梶原久美 個展 ご案内
梶原久美 個展 ご案内 ◆梶原久美さんは鹿児島市在住の画家で、わたしの友人でもあります。 ...続きを見る

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2017/03/14 13:52
草茫々通信10号 特集〈ひとり〉を生きる―障害・人間・文学―
草茫々通信10号 特集〈ひとり〉を生きる―障害・人間・文学― ◆「草茫々通信」は、2010年6月創刊の佐賀発の文化冊子です。 ...続きを見る

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2017/03/05 16:02
生後43日目から…
◆出産から45日目の2月末日まで産後の娘のサポートをして、鹿児島市の自宅に戻った。長いような短いような日々を、赤ん坊の沐浴の補助・炊事・洗濯・掃除・3歳児(孫)の保育園への送迎、食材の買い物等々、主婦業に明け暮れた。いざ終ると名残惜しいような気もしたが、奉公が終わったような、解放された心境にもなった。 ...続きを見る

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2017/03/01 23:17
3歳児
◆昨年秋の誕生日で3歳になった孫に、先日、妹が生まれた。この世に誕生してほんの数日の、嬰児(みどりご)だ。ただいま無職のおばあちゃん=わたしは、3歳児孫の世話と産後の娘の支援のために、いま福岡市博多区の娘夫婦宅に滞在している。 ...続きを見る

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2017/01/18 14:31
年の瀬の古寺めぐり
◆夫婦ふたり暮らしになってから、かれこれ17年。年末年始は長女のいる東京や、次女のいる福岡で過ごすことが多かった。しかし義母が高齢になり、年末年始はヘルパーさんやデイサービスなど福祉関係の施設もお休みになることから、家を空けることはだんだん難しくなってきた。 ...続きを見る

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2017/01/04 20:34
宮沢賢治の話を聴いた夕べ
宮沢賢治の話を聴いた夕べ ◆先日鹿児島市で開かれた<第4回文学の夕べ>という催しで、「宮沢賢治のこと」題する講演会がありました。講師は岩手県花巻市から遠路来鹿された宮沢和樹さんです。和樹さんの祖父は宮沢賢治の8歳下の弟・清六。つまり和樹さんは清六さんの孫にあたります。 ...続きを見る

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2016/12/14 01:07
夕陽に映える桜島と上弦の月
夕陽に映える桜島と上弦の月 ◆2016年12月11日。あまりに良いお天気だったため、また空気も乾燥していたので、洗濯物をたくさんベランダに干しました。夕方、洗濯物を取り込みにベランダへ出ると、夕陽を浴びた桜島が濃い紫色に染まり、まさに日暮れようとしているところでした。 ...続きを見る

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2016/12/12 23:25
歌よむひと
◆きょう11月23日は、樋口一葉の命日です。30年ほど前のちょうどきょう、一葉関係の資料を探しに、というか見に、目黒区駒場にある日本近代文学館へ足を運んだことがありました。京王井の頭線の駒場東大駅前下車。西口から歩いて7〜8分ほどかかりますが、途中、駒場公園内を通り、旧前田家の洋館をながめ、奥のほうに文学館はありました。 ...続きを見る

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2016/11/23 17:19
一葉記念館を訪ねて
一葉記念館を訪ねて ◆去る9月末にある週刊誌の記者から、樋口一葉のことについての取材依頼があった。樋口一葉の研究者はたくさんいるのに、なんでわたしに? と思ったが、一葉のことを知ってもらうためなら取材でも原稿でも、頼まれれば原則引き受けようと決めているので、今回も承諾の返事をした。そして1カ月ほど前、記者のMさんが鹿児島市内の拙宅へ取材に来られた。 ...続きを見る

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2016/11/09 21:09
スペイン・アンダルシア紀行 5
スペイン・アンダルシア紀行 5 ◆グラナダで1泊した翌朝、10分ほど歩いて駅に行き、そこから鉄道でセビリアに向かうはずだったが、なんだか様子がおかしい。一同スペイン語の案内放送の意味がわからず、あやうく乗りそこなうところだったが、あわてて列に並んでバスに乗車。高速道路を走ること約2時間で、平原の中に突如出現した真新しい駅へ到着。 ...続きを見る

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2016/10/28 01:31
スペイン・アンダルシア紀行 4
スペイン・アンダルシア紀行 4 ◆アルメリアに3泊して行われた調査も終わり、9月23日午前7時、まだ夜明け前の暗い中を、一行6人はワゴン車に乗ってホテルを出発。グラナダを目指した。高速道路に入ると速度は時速90から100キロ程度と、日本とあまり変わらない。通訳さんは安全運転で飛ばしてくれた。ちなみにスペインは右側通行で高速道はフリー。つまり無料。 ...続きを見る

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2016/10/22 00:14
スペイン・アンダルシア紀行 3
スペイン・アンダルシア紀行 3 ◆今回の旅は機中泊を除き、全6泊の日程で、そのうち3泊は地中海に面したアルメリアだった。調査チームが仕事中に、わたしは自由に観光や街歩きを楽しんだ。とはいえ自分で計画した旅ではないので、行先について下調べもしないまま出発。そのため毎晩スマホやタブレットを活用して、最新の情報を手に入れて翌日の計画を立てた。 ...続きを見る

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2016/10/08 17:53
スペイン・アンダルシア紀行 2
スペイン・アンダルシア紀行 2 ◆前回、マドリッドから飛行機で1時間飛んでアルメリアに移動し、子豚の丸焼きならぬ開き焼き? をいただいたところまで書いた。アルメリアはアンダルシア州アルメリア県の県都で、地中海に面した人口約20万の港湾都市だ。温暖な気候を生かしたハウス(温室)農業が中心産業になっている。  ※写真はワンクリックで拡大します。 ...続きを見る

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2016/10/03 11:20
スペイン・アンダルシア紀行 1
スペイン・アンダルシア紀行 1 ◆ひょんなことからスペイン行きが決まった。この数年、高齢の義母の体調が気がかりで、旅行といえばせいぜい1泊か2泊程度にして長期に家を空けることはなかった。ただ最近は体調も回復してすこぶる元気。なので思い切って、ある研究調査チームに誘われて同行することになったのだ。 ...続きを見る

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2016/09/28 16:28
漢字について思うこと
◆ちょうど10年前のこと。ウイグル自治区に行くために、上海国際空港から中国国内線の空港までシャトルバスで移動した。約50分かかったが、その間中、バスの中は賑やかな話し声に交じって、若い歌手による流行歌がビデオで繰り返し流れていた。画面にはカラオケと同じように歌う部分だけ歌詞が現われる。その歌詞を急いで手帳に書き留めた。例えば ...続きを見る

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2016/09/14 00:49
あなたではなく、わが子だったら
◆40年以上もまえのこと。初めて妊娠したとき、自分の中にもう1つ別の命が宿っているという不思議な感覚で毎日を過ごしていた。ある日、電車に乗って長椅子の空いた席に腰を下ろすと、通路をはさんだ向かい側に小さい子と若い母親が並んで座っていた。わたしもあんなふうにお母さんになるのかなあと、その母子を何気なく見た。 ...続きを見る

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2016/08/31 01:44
国際オーガニック映画祭 in KAGOSHIMA 2016
国際オーガニック映画祭 in KAGOSHIMA 2016 ◆毎年秋に恒例となっている、国際オーガニック映画祭がわたしの住む鹿児島市内で開催されます。主催:NPO法人鹿児島県有機農業協会/オーガニック映画祭かごしま実行委員会、共催:一般社団法人鹿児島コミュニティシネマです。メインテーマは、 ...続きを見る

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2016/08/13 11:47
ぎなのこるがふのよかと
◆10年ほど前、昭和6年生れのKさんからこんな話を聞いた。Kさんは東京生まれ。その後家族と中国へ渡り、奉天(現・瀋陽市)のとある部隊の要塞の中の、高射砲陣地や憲兵隊のいる環境で生活し、飛行場を下に見ながら少年時代を送ったという。敗戦とともに状況は一変し、命からがら引き揚げの末、福岡県の筑豊地方へ。 ...続きを見る

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2016/08/10 00:51
クシシュトフ・ヤブウォンスキを聴きに行く
クシシュトフ・ヤブウォンスキを聴きに行く ◆現在鹿児島で開催されてる「霧島国際音楽祭」ですが、先日のザビエル教会コンサートに続き、昨日はピアニストのクシシュトフ・ヤブウォンスキさんのさんのコンサートに行ってきました。ヤブウォンスキさんは1965年ポーランドのヴロツワフ生まれで、1985年第11回ショパン国際ピアノコンクール第3位入賞。このときの1位はブーニンで、4位に小山実稚恵さんが入賞されています。 ...続きを見る

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2016/07/26 10:46
ザビエル教会コンサート
ザビエル教会コンサート ◆ことしもやってきました「霧島国際音楽祭2016」。何と第37回目を迎える歴史ある音楽祭です。鹿児島県霧島市の「みやまコンセール(霧島国際音楽ホール)」をメイン会場に、鹿児島市内の宝山ホール、市民文化ホール、ザビエル教会などで、ことしは7月15日に始まり、8月7日までの日程で現在開催中です。 ...続きを見る

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2016/07/24 14:52
アトランタとマーガレット・ミッチェル 
アトランタとマーガレット・ミッチェル  ◆アトランタはアメリカ合衆国南部に位置するジョージア州の州都で、1996年夏にオリンピックが行われ一躍世界の注目を集めました。そこに17年前、個人旅行で行ったことがあります。泊まったホテルも利用した地下鉄も圧倒的に黒人で占められ、さすがに南部の町だと実感したものです。最近アメリカ各地で黒人と警官の間で銃撃での殺し合いが続いているので、ふとアトランタのことを思い出したのです。 ...続きを見る

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2016/07/20 01:42
夕暮れの桜島と虹のアーチ
夕暮れの桜島と虹のアーチ ◆きょうは7月7日、七夕です。朝からすっきりとした夏空でしたが、夕方からにわかに厚い雲が空を覆いました。どうやらはるか南の海上に発生した大型の台風1号の影響のようです。 ...続きを見る

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2016/07/07 20:20
見えない世界
◆たくさんの物に囲まれ、目に見える世界に暮らしているわたしたちは、それが全てとは思わないにしても、かなりの部分満足して生活していると思う。また例えば目の見える人は、見えない人より優位に立っていると思い込んでいるかもしれない。ところが最近、わたしは見えない世界のことがどうも気になってきた。 ...続きを見る

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2016/07/06 12:06
ホタルの光
◆町なかに住んでいるので、ホタルの話題は1カ月ほど前にテレビで見聞きして、それきり忘れてしまっていた。今ごろになって、そういえばもう長いことホタルの乱舞を見ていないなと思った。便利な生活をしているぶん、四季折々の繊細な自然の移り変わりにすっかり疎くなってしまったようだ。 ...続きを見る

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2016/06/22 23:12
◆九州南部は例年より少し遅く、梅雨に入りました。日本には春夏秋冬というはっきりした四季がありますが、数年間日本に住んでいた外国の知人は、日本は四季のほかにも雨季があると言いました。亜熱帯地方の雨季とは違い、日本の場合の梅雨は雨期ですと言いましたが、そんな細かい事はどうでもいいのかもしれません。 ...続きを見る

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2016/06/08 13:52
楽器あれこれ
◆昭和31年に小学生になったわたしにとって、家の中にある楽器というのはおもちゃの小さな太鼓だけだったと思う。音楽には縁遠い環境で、蓄音機があったがそれは浪曲のレコードを聴く祖父専用だった。唯一音楽らしいものは、まもなくラジオから流れてくるようになった「赤胴鈴之助の歌」だった。夕方になると妹たちと一緒に、元気よく歌っていたものだ。 ...続きを見る

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2016/05/25 14:44
日韓の架け橋・浅川兄弟
日韓の架け橋・浅川兄弟 ◆連休前半は東京でしたが、そのうちの1日をJR中央線・新宿駅発あずさ号に乗り、山梨県へと足をのばしました。甲府市在住の知人がどこかへ案内してくれる約束です。今回もお任せコースなので、行先の分からないミステリーツアー。甲府駅で待ち合わせて、車で走ること約1時間半。着いたのは山梨県北部に位置する北杜(ほくと)市高根町でした。 ...続きを見る

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2016/05/11 01:19
星になったヤドランカ
◆連休中の先日、ボスニア・ヘルツェコビナの国民的歌手、ヤドランカさんが亡くなりました。ALSの闘病中でした。新聞で亡くなったことを知った家族が上京中のわたしに、メールで教えてくれたのです。ショックでした。今月末には日本の友人でもある薩摩琵琶奏者の坂田美子さんがお見舞いに行かれる予定でした。心よりご冥福をお祈りします。 ...続きを見る

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2016/05/08 23:52
平和菌の歌
平和菌の歌 ◆東日本大震災による福島原発事故によって長期間にわたり立入りが規制され、甚大な被害を受けた地域の1つ、福島県南相馬市。そこに知人の一家が住んでいます。先日思いがけずに電話が掛かって来て、数年ぶりに震災後の消息が分かり、互いの無事を喜び合いました。その彼(といっても私より10歳年長)から郵便物が届きました。 ...続きを見る

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2016/04/27 00:40
嗚呼、熊本城
嗚呼、熊本城 ◆一昨日来、熊本地方や大分地方を震源地とする地震が頻発しています。九州全体が揺れ動いています。今回の地震で被災された皆さまに、お見舞い申し上げます。またお亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。 ...続きを見る

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2016/04/16 15:21
シニア・ボランティア
◆自宅近くの施設でJICA(ジャイカ)ボランティアの説明会があると知ったので、出掛けました。JICA とは独立行政法人・国際協力機構のことで、日本政府が開発途上国へ国際協力を行う実施機関です。開発途上国が抱えるさまざまな課題解決を支援するための組織ということで、前々から興味を持っていたのです。 ...続きを見る

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2016/04/13 15:17
桜とクスノキと桜島 甲突川河畔の散歩 
桜とクスノキと桜島 甲突川河畔の散歩  昨日お天気が回復して、気温があがったせいでしょうか。甲突川両岸の桜並木も、やっとやっと8分咲きくらいに開花しました。今年は開花宣言が出てから咲きそろうまでが長くかかり、満開はきょう・あすといったところでしょう。 ...続きを見る

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2016/04/06 10:33
きょうの桜島と甲突河畔 桜灯りフェスタ
各地で桜の満開の便りが聞かれますが、わたしの住む鹿児島では、3月27日に開花宣言がありました。もっと西や東にある地方が次々に開花宣言する中、遅めの開花でした。 ...続きを見る

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2016/04/02 21:05
飛行船ときょうの桜島
さきほど何気なくベランダから曇り空を眺めたら、なんと飛行船が左から右へと飛んでいました。 ...続きを見る

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2016/03/13 16:23
忙中閑あり 〜指宿1泊旅行〜
1月2月と何やら頼まれごとが続いて、この忙しさは3月中旬まで続く予定ですが、それでも3つ4つと、用事が1つずつ片付いていくのは気持ちのいいものです。 ...続きを見る

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2016/02/18 22:41
雪化粧の鹿児島市
天気予報通りに、きょうの鹿児島地方は早朝から雪が降り出し、午前9時ごろにはふぶいていました。当地では久し振りの雪景色となりました。市バスやJR在来線の一部、高速道路、離島へのフェリーなどが運休するなど、交通機関にも影響が出ています。 ...続きを見る

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2016/01/24 10:01
「放浪記」観劇
先日、福岡市での読書会に出掛けた。2カ月に1度とはいえ、鹿児島中央駅から博多駅まで新幹線往復なので、時間もお金も掛かる。せっかく福岡市にいくのだからと、1月31日まで博多座で上演中の仲間由紀恵主演「放浪記」を観ることに決め、11月下旬にネットで15日の特B席のチケットを取っていた。 ...続きを見る

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2016/01/17 19:02
あのころのこと
◆今年最後のブログは、友人が編集発行をしている佐賀発の文化冊子「草茫々通信」9号(2016年1月1日発行)のご案内かたがた、内容を紹介させていただきます。 ...続きを見る

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2015/12/30 18:15
光る言葉
◆冬とは名ばかりの暖かさが続くので、鹿児島の長い秋を楽しんでいるうちに、ふと我にかえれば、ことしもあと3週間を残すのみとなりました。先月のうちに買っておいた手帳を12月になって使い始めましたが、こまごまとした大切なメモ類は、新しい手帳に引き継ぎを行います。これも楽しい年中行事のようなものです。 ...続きを見る

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2015/12/09 00:09
きょうの桜島とダブルレインボー
◆朝、太陽は桜島の向こう側から昇ります。そのために、夜明けの桜島は逆光の浮かび上がり、黒々と見えます。きょうはその黒い山がかなり明るくなったころに撮りました。手前の甲突川に雲が映っています。実はきょう桜島が昨年よりも18日も早く冠雪したそうですが、残念ながら写真では確認できませんでした。(写真をクリックすると拡大します) ...続きを見る

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2015/11/27 23:43
パリのテロ事件に思う
◆21世紀を迎えた時、新しい世紀への期待と幸福な未来を描いて、世界中の人々が両手を挙げて喜んだものでした。しかしそれから15年しかたっていないのに、911を機に、平和どころか宣戦布告のないテロとの、見えない戦争が始まりました。皆の願いとは逆に、世界の運気は坂道をゴロゴロと転がり落ちている不気味な感じすらします。 ...続きを見る

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2015/11/25 01:29
ダラットの旅
◆林芙美子の長編小説である「浮雲」は、第二次世界大戦中、日本軍が進駐していた仏印(ベトナム)へタイピストとして渡った主人公ゆき子と、ベトナムに置かれた農林研究所所員富岡との出会いから始まります。南国での、戦時中とは思えない夢のような生活が冒頭に濃厚に描かれています。2人の勤める農林研究所は、サイゴン(現在のホーチミン市)から約300キロメートル離れたダラットという町にありました。 ...続きを見る

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2015/11/11 00:03
写真でつづる 私の一葉文学散歩(復刻版)
◆2000年に文芸サイトのホームページ「杉山武子の文学夢街道」を立ち上げましたが、中心テーマにしたのが明治の女性作家・樋口一葉でした。 ...続きを見る

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2015/11/02 14:17
きょうの桜島
◆爆発的噴火がここ1カ月以上も無い桜島。いったいどうしたのでしょうか・・・。洗濯物が外に干せて大変助かっていますが、マグマをたくさん貯めこんでいるのではないかと不気味です。貯めに貯めて、一気にドッカーン・・・となりませぬように。 ...続きを見る

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2015/10/24 23:26
ちいさな国際交流
◆某月某日、某所での読書会のあと、知人とふたりで焼き鳥屋へ行った。時間は午後9時。入り口からひと目で店の奥まで見渡せたから、店内は広くはなかった。くっつくように置かれた4人掛テーブルは、若い男女で大賑わい。満席なら出ようと思ったが、出入口横のカウンタ席ーが3つ空いていたので、そこに腰を下ろした。 ...続きを見る

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2015/10/14 23:23
あさきゆめみし…
◆この一週間はわたしにとって、良い事・悪い事があり、いろんなことを思いました。そんななか、不意に頭に思い浮かんだのは「いろは歌」でした。あの「いろはにほへとちりぬるを…」で始まる、平安中期以降につくられたといわれる七五調47文字の歌です。 ...続きを見る

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2015/09/23 01:03
サイン・コサイン・タンジェント
◆先月末の27日、鹿児島県知事の発した一言が、翌日の南日本新聞に載った。ローカルニュースと思いきや、その日のうちに全国ニュースに格上げとなり、世間を騒がせる結果となった。28日付南日本新聞の社会面を開いたわたしも、一瞬「うぁ!」と、驚いた。 ...続きを見る

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2015/09/09 09:18
この夏
◆日本には春夏秋冬の四季がある、というのが通説です。夏は一応6月からと日本人は季節を区切りますが、人によっては、特に外国から来た人たちは、四季のほかに雨期があると感じるようです。雨期はつまり梅雨のことですが、ジメジメして汗ダラダラの蒸し暑さには、びっくりするそうです。 ...続きを見る

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2015/08/26 02:19
文化冊子『草茫々通信』8号 虹の松原一揆を読み直す
◆佐賀市の書肆草茫々より、      文化冊子『草茫々通信』8号が出ました。 ...続きを見る

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2015/08/05 23:20
ザビエル教会コンサート in 鹿児島
鹿児島の暑い夏をもっと熱くする「霧島国際音楽祭」が7月15日から始まりました。今年は第36回となる歴史のある音楽会です。 ...続きを見る

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2015/07/24 00:37
中村哲先生のメッセージ
◆ご存知の方も多いかもしれませんが、中村哲先生はパキスタン北西のペシャワールに医師として赴任して以後、30年にわたって医療活動のかたわらアフガニスタンにも活動の場を広げ、自らも重機を操作して水利事業など医療外でも超人的な活動を続けておられます。 ...続きを見る

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2015/07/15 10:37
明治日本の産業革命遺産
◆岩手・静岡・山口・福岡・佐賀・長崎・熊本・鹿児島の8県(8エリア)の23施設で構成する「明治日本の産業革命遺産」が5日夜、ユネスコの世界文化遺産に登録されることが無事に決まりました。登録実現まで長年にわたり奔走された関係者の皆さまにお祝いを申し上げます。おめでとうございます。 ...続きを見る

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2015/07/08 01:29
安近短の1泊旅行
◆同じトシのつれあいがこの春65歳で定年退職し、毎日サンデーになった。常勤ではない仕事に週数回は出掛けるものの、基本的に在宅の身分である。お弁当を作る必要は無くなったが、朝・昼・晩と日に3度の賄いが必要になった。そこでお昼はそれぞれ自分で、と決めたはいいが、同じものを食べるなら結局2人分作ることになる。それもまたよし。 ...続きを見る

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2015/06/24 00:43
立憲主義について
◆5月17日に「日本国憲法 前文 を読もう」を書きました。このブログでは政治的なことにはあまり触れないようにしてきましたが、いま国会で行われている憲法をめぐる国民不在の議論があまりにひどいので、業を煮やしているわけです。けれど感情的になるのではなく、今回も復習方々、憲法について書きたいと思います。 ...続きを見る

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2015/06/10 00:47
旧友との再会
◆家の都合で欠席しがちだった東京でのある会議に、今週火曜日に急遽行ってきた。メンバーの多くは首都圏や信越在住で、半数が後期高齢者。年8回も都心に集まるのは大変である。わたしは鹿児島からの参加なので、早 々と飛行機を予約するが、前回は義母の体調悪化で直前になってキャンセルした。交通費なんてもちろん出ない。 ...続きを見る

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2015/05/28 16:48
日本国憲法 前文 を読もう
ここに日本国憲法前文をかかげます。 ...続きを見る

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2015/05/17 00:55
スポーツの楽しみ
◆わたしが何らかのスポーツを楽しんでいると勘違いされそうな題名ですが、実はいまスポーツと呼べるもの、例えばテニスとかバドミントンとか卓球などなど、同世代の女性がやってそうなものは何もやっておりません。つまりスポーツは、主にテレビで観て楽しんでいるということなのです。 ...続きを見る

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2015/05/13 02:50
平然と逝く
◆前回のエッセイで、ある方の書かれていた「老いは、幸運の果実」という言葉を紹介しました。それは実は、わたしが最近通い始めた近所の内科クリニックの院長先生が、診察室などの壁に自筆の筆文字で、画用紙大の紙に書かれている文言の1つなのです。 ...続きを見る

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2015/04/22 00:22
幸運の果実
◆春は何かと身も心も浮き立つ季節です。あれほど待ち焦がれたお花見も、あっという間に終わり、新年度、新学期が始まりました。わが家では先月末、夫が在職中に一度も大病することなく、事件や事故にも遭遇せず、無事定年退職を迎えました。この幸運に、神様仏様のみならずどなた様にも感謝の気持ちでいっぱいです。 ...続きを見る

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2015/04/08 00:07
父の面影
◆忘れ去っていたわけではない。けれどもめったに思い出すことのなかった父のことが、先日、ふいに脳裏に甦った。それは22年前に他界してから、わたしの近くで浮遊しながら見守ってくれていると信じる、亡き父の魂の呼びかけであったのかもしれない。たまには、わしのことも思い出せよと。 ...続きを見る

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2015/03/25 00:07
樋口一葉ゆかりの質店、解体を免れる【続報】
≪朝日新聞デジタルニュースより≫ ...続きを見る

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2015/03/13 00:44
あの日から4年
◆その日わたしは美容院に行って髪を切り、バスを降りて家に向かって歩いているところだった。バッグの中で携帯電話の着信音が鳴った。夫からである。時間は午後4時近かった。仕事中のこんな時間に電話をかけてくることなど普段は無い。何事だろうと不審に思って電話に出た。 ...続きを見る

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2015/03/11 01:32
英国から来た女性たち
◆毎日、NHKテレビの朝ドラ「マッサン」を観ています。先週はマッサンの妻で英国出身のエリーが、特高警察にスパイ容疑をかけられ、あやうく連行されそうになりました。てっきり牢屋行きかと思いきや、突然、海軍士官が現れて、スパイ活動の確かな証拠が出たのかと特高刑事の行動をたしなめたため、逆らえない刑事はエリーを解放します。 ...続きを見る

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2015/02/25 00:07
前進座公演・夢千代日記
◆「夢千代日記」といえばすぐさま、主演だった吉永小百合さんの名が思い出されます。それは1981年から84年にかけてNHKテレビドラマで放映されたもので、ドラマ史に残る名作といわれていますから、毎回放送を楽しみに観ておられた方も多いのではないでしょうか。 ...続きを見る

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2015/02/11 02:08
後藤健二さん死す
◆先月末、3年ぶりに人間ドックを受けた。検査結果の全容は2週間後くらいに郵送されて来るという。日帰りドックだったので午後2時ごろには終わったが、最後に内科医の面談があり、血液検査と血糖値の数値を記録した紙を渡された。総コレステロールとLDLコレステロールが若干高く、血圧も高かった。 ...続きを見る

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2015/02/04 01:11
戦後70年の平和のゆらぎ
◆けさ家事をしながらNHKテレビのローカルニュースを聞いていたら、自らの戦争体験を描き続けているという画家が登場していた。いま87歳ならば昭和3年頃の生まれとなり、終戦のときはまだ十代後半なので徴兵検査には早すぎる。それを不思議に思っていたら、その画家はかつて少年義勇兵だったという。思わず画面に見入った。 ...続きを見る

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2015/01/28 15:35
樋口一葉ゆかりの質店、解体の危機について【続報】
◆昨年末、樋口一葉一家が困窮を極めた生活の中で、たびたび着物や帯を持って行った旧「伊勢屋質店」のことを書きました。東京都文京区に現存し、いまは営業していませんが、解体の危機が迫っているということで、何かできないものかと気をもんでいます。その後、いろんな方が続報を寄せてくださるようになりました。ありがとうございます。 ...続きを見る

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2015/01/22 17:06
『日本の感性が世界を変える』を読む
◆2カ月に1回、福岡市での読書会に鹿児島から出掛けている。文学に関心のある仲間たちと始めた自由な集まりで、参加するのも辞めるのも自由。決まった会費も会則もなく、公的な施設の会議室を借りて午後1時から5時まで、その月の課題本について発表者がレジュメを用意して報告し、その後、参加者で討論し合うというシンプルな読書会だ。時には合宿しての勉強会もする。 ...続きを見る

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2015/01/21 00:44
「樋口一葉ゆかりの質店、解体の危機迫る」について
上記の件について「桜の会」よりトラックバックいただき、ありがとうございました。その後のニュースも、参考になりました。この件に関して、鹿児島ではなかなか新しい情報が入手できにくい状況ですので、今後ともよろしくお願いいたします。 ...続きを見る

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2015/01/15 20:42
お城で考えたこと
◆特にそんなつもりはなかったが、正月早々、2つのお城を見学した。5日には熊本城へ、12日には佐賀市を訪れた折、友人が佐賀城へ連れていってくれた。この友人が数年前に鹿児島市へ来てくれたとき、薩摩藩の偉人たちを展示している市の歴史館「維新ふるさと館」へ案内したことがあった。 ...続きを見る

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2015/01/14 01:50
新しい一年が始まった
◆昨年の大みそかからお正月3が日を、東京都港区芝で過ごした。元日にはつれあいの希望で、ある寺院を目指した。新年早々、神社よりも先にお寺に詣でることがいいのかどうかは知らないが、ピンと冷気の張りつめた中、ホテルを歩いて出てまもなく、割とすんなりと見つけることができた。 ...続きを見る

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2015/01/07 01:37
樋口一葉ゆかりの質店、解体の危機迫る
このブログの読者の方から、きょう12月18日付の新聞記事を2つご紹介いただきました。 ...続きを見る

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2014/12/18 23:51
日記帳
◆中学生のころから日記を書く習慣があり、年末に新しい日記帳を買うのが楽しみだった。表紙が厚く、1日1ページの縦罫のもので、さらにどのページにも小さな字で一行、古今東西の諺や名言の類が書いてあるものを選んだ。それを毎日読んで、新しい言葉に出合えるのが嬉しかった。 ...続きを見る

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2014/12/17 01:51
探し物は自分の中にある
◆鹿児島市にあるミニシアター「ガーデンズシネマ」で上映中のアレハンドロ・ホドロフスキー監督作『リアリティのダンス』を観た。ホドロフスキー監督は過激な芸術表現で1970年代、80年代に世界を熱狂させた≪巨匠≫らしいが、それらの作品を観たことは一度もない。けれど監督が南米出身で、映画の舞台がチリというのに惹かれたのである。なぜならハリウッド映画にないものが観られる、と期待したからだ。 ...続きを見る

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2014/12/10 09:10
人は不意にいなくなる
◆昭和の映画界で一世を風靡した大物映画俳優が先月相次いで亡くなった。10日に亡くなった高倉健さん(83歳)と、28日に亡くなった菅原文太さん(81歳)は、ほぼ同時期に、片や任侠映画、片やヤクザ映画シリーズで活躍し、ライバル関係でもあったという。 ...続きを見る

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2014/12/03 01:32
小さな図書室
◆ふたりの娘がまだ小さかったころ、福岡市東区に住んでいた。区には一つだけ市民図書館があったが、私たちの住んでいる場所からは遠く、車で行かない限り利用できなかった。仕事をしていたこともあり、夏休みでも娘たちをいつも図書館へ連れていくことなど出来なかった。「どうして図書館の近くに住んでいないの?」と娘に非難がましく言われたとき、返事に窮した。共働きの身には図書館はありがたい存在だったのに、うかつだった。 ...続きを見る

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2014/11/26 01:03
文化冊子『草茫々通信』7号 岩橋邦枝の文学
◆佐賀市の書肆草茫々より、文化冊子『草茫々通信』7号が出ました。 ...続きを見る

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2014/11/19 21:42
さよなら健さん
◆映画俳優の高倉健さんが亡くなりました。正確には11月10日午前3時49分、都内の病院で旅立たれたそうです。最初にニュースで知ったとき、ちょっと信じられない思いでした。つい最近、某会社のテレビCMで見たからです。なにしろ長身でカッコよく、しかも頼れる父親のような存在感があって、わたしの好きなタイプでした。 ...続きを見る

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2014/11/19 01:27
記念日
◆きのうは11月11日でした。この日は個人的なことでは36回目の結婚記念日でした。(よく続いたもんだ)そこで何かの公的な記念日でもあるかもしれなと思い調べてみると、日本国内のものだけで27個も制定されていました。11月11日を含む、〇〇週間や△△月刊は除いての数字です。 ...続きを見る

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2014/11/12 00:53
ミラクルムーンときょうの桜島
◆きょうの鹿児島市は晴天の良い天気でしたが、桜島上空の風のため、降灰は鹿児島市内直撃コースでした。そのためどんなに晴天でも、屋外に洗濯物は干せません・・・・。 ...続きを見る

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2014/11/05 17:55
生演奏を聴く非日常
◆先月の8日、わたしの好きなバイオリニスト五嶋みどりさんのリサイタル(独奏会)を聴くために、東京都港区にあるサントリーホールへ行ってきました。みどりさんの今回の企画は、10月6日から10日まで5日間連続の「サントリーホール スペシャルステージ2014」と銘打ったものでした。あこがれのホールなので行くことにしました。 ...続きを見る

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2014/11/05 00:41
幸田文の作品に学ぶ
◆幸田文(こうだ・あや)は明治の作家幸田露伴の二女として1904年に生まれまたしたが、少女時代に母と姉を亡くし、継母を迎えます。文は父露伴に家事や身辺の厳しいしつけを受けながら成長しますが、22歳のときに弟が夭折して一人っ子になります。平穏な少女時代ではなかったようです。 ...続きを見る

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2014/10/29 00:36
きょうの桜島
2014年10月24日。きょう2回目の大きな爆発です。 ...続きを見る

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2014/10/24 12:35
高齢者の仲間入り
◆10月も下旬になり、もうすぐ亡き母の祥月命日がやってくる。今年は3回忌に当たるので、今週末には法事のため、実家のある福岡県久留米市へ帰ることにしている。もうあれから2年もたつのかと、時の過ぎ行く速さを実感せずにはいられない。 ...続きを見る

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2014/10/22 00:35
きょうの桜島
10月20日午後4時の桜島です。 ...続きを見る

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2014/10/20 16:53
一葉ゆかりの本郷めぐり
◆先週用あって、2泊3日の日程で上京した。それより少し前に樋口一葉の大ファンの方から、突然メールが届いた。内容は、東大赤門の真向いにある法真寺が大改修されており、軒下に安置してあった「腰衣観音」さまが地面に降ろされています、という耳寄りな情報だった。 ...続きを見る

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2014/10/15 01:10
天変地異
◆御嶽山が秋晴れの9月27日土曜日のお昼前、突如として噴火しました。登山日和のその日、多くの登山者がちょうど山頂付近に到着し、喜び合ったりお弁当を広げたまさにそのタイミングで、火口から噴煙が上がったのです。 ...続きを見る

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2014/10/08 01:24
カザルスと鳥の歌
◆9月はわたしの誕生月でした。プレゼントの1つに、パブロ・カザルスが1961年11月13日にホワイトハウスで演奏したライブ録音盤のCDがありました。その演奏会はホワイトハウス内の純白の舞踏室イースト・ルームを会場に行なわれ、CDジャケットのモノクロ写真には、盛装した大勢の来賓に向かって軽く頭を下げているカザルスのうしろ姿が写っています。そのCDを聴きながら、これを書いています。 ...続きを見る

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2014/10/01 19:50
女性を恐れる今昔物語
◆九月も下旬となり、秋の夜長というにはまだ気が早いのですが、この季節になると、なぜか古典文学を読みたくなるのです。それで以前も取り上げたことのある『今昔物語』の中から、今回は滑稽な話を2つご紹介します。『今昔物語』は約千余話からなる説話集、いわば短編集で、成立は12世紀前半の平安末期といわれています。 ...続きを見る

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2014/09/24 02:05
バスと老人
◆現在、鹿児島市のJR鹿児島中央駅近くに住んでいる。福岡市から鹿児島市に移住した約15年前は別の場所で、市の中心部に行くにはもっぱら市営バスを利用した。たいてい昼間に外出したが、バスに10人乗っているとすれば、お金を払って降りる人は3か4人、あとは丁寧にお辞儀をして下車する無料の敬老パスの人ばかりだった。 ...続きを見る

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2014/09/17 00:21
散歩
◆最初に朝の散歩を思いついたのは、かれこれ10年前のこと。夏なら日の出前に起きて、鹿児島湾の護岸ぞいに整備された緑地帯を歩いていた。歩く時間は1時間。歩いている途中で朝日が昇ると、家に着いたころには汗だくになるほど、鹿児島の夏の朝は暑い。 ...続きを見る

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2014/09/10 00:36
スーパームーン
9月9日は、重陽の節句です。 重陽(ちょうよう)の節句の起源は中国にあります。 ...続きを見る

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2014/09/09 21:56
マーティン・ヘルムヘン ピアノリサイタルのお知らせ
◆「鹿児島で本物を」と、音楽においては演奏家に徹底してこだわったクラシック演奏会を企画する団体として発足したケイ・カーラントより、ピアノリサイタルの案内が届きました。 ...続きを見る

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2014/09/04 20:13
好色女と薩摩の男色
◆井原西鶴はたくさんの浮世草子(いまでいう現代小説)を書いていますが、いまから約320年前に出版された『好色五人女』は、それまで西鶴が描いてきた遊女の世界とは違って、ふつうの女たちの命懸けの恋を描いた五話からなる物語。しかも実際にあった心中事件が素材になっています。 ...続きを見る

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2014/09/03 00:11
焼け残った古文書
◆去る8月13日は兄の初盆だった。一昨年秋の母に続き、昨年末、70歳という若さで、母の後を追うかのように兄があっけなく病死した。わが実家では2年続けて初盆を迎え、兄嫁一家、姉妹・おじ・おば・いとこ・はとこなどが集まり、一年ぶりに互いの息災を確かめ合うことが出来た。 ...続きを見る

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2014/08/27 01:03
東京で気づいたこと
◆7月初旬から39日間、東京都港区の娘夫婦宅に居候しました。娘の出産後のサポートのためです。日に3度の食事の用意と近所のスーパーへ食材の買い出しが主な役目でした。時々は港区のコミュニティーバス(ちぃバス)に乗って、麻布十番の商店街へも足を延ばしました。 ...続きを見る

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2014/08/21 00:37
真夏の東京散歩
約2カ月ぶりのブログ更新です。 7月1日に長女が女児を出産し、産後のサポートのために7月4日から8月11日までの間、東京港区の娘夫婦宅に居候していました。三度の食事の用意と買い物が主な役目でしたが、他にも娘夫婦に沐浴の指導をしたり、時には赤ちゃんの世話もやりました。 ...続きを見る

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2014/08/19 00:33
白蓮の絶縁状
◆先日、いまNHKの朝ドラで放送中の「花子とアン」に登場する、福岡の炭鉱王・嘉納伝助と妻・蓮のモデルとなった実在の伊藤伝右衛門と白蓮の旧邸をご紹介しました。その旧邸は保存運動もあって飯塚市が買い取り、2007年から有料で一般公開を始めています。 ...続きを見る

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2014/06/25 12:57
雲と桜島
◆昨日からまる一昼夜降り続いた雨も、今朝はようやく小雨になり、昨日は1メートルばかり上昇していた甲突川の水位が元に戻り、一安心です。 ...続きを見る

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2014/06/22 11:04
岩橋邦枝さん逝く
◆6月11日、作家の岩橋邦枝さんが亡くなった。岩橋さんは1934年(昭和9)広島生まれ。10歳のとき、広島に原爆投下される直前に父の実家のある佐賀県佐賀市に疎開し、高校卒業まで佐賀で過ごし、お茶の水女子大に進学。在学中に初めて書いた小説「つちくれ」が、『文藝』全国学生小説コンクールに当選します。 ...続きを見る

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2014/06/18 00:13
死に損ない
◆さき頃のニュースで、長崎市に修学旅行で訪れた横浜市の中学生が、原爆で多くの犠牲者を出した山里小学校を案内していた語り部の森口さん(77歳)に対し、「死に損ないのくそじじい」「うざい」などと暴言を吐いたそうです。森口さんからの抗議を受けた学校側は謝罪しています。 ...続きを見る

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2014/06/11 00:36
旧 伊藤伝右衛門邸
◆先週末、平凡社新書『谷川 雁 永久工作者の言霊』の出版記念会を兼ねて、著者を迎えての読書会が谷川雁ゆかりの地、福岡県飯塚市で行われました。翌日はフィールド・ワークとして飯塚市・宮若市・鞍手郡・田川市の旧産炭地に残る炭坑夫の墓碑や鞍手郡小竹町の「兵士庶民の戦争資料館」など、車4台を連ねて見て回りました。 ...続きを見る

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2014/06/04 00:24
思い立ったが吉日
◆つれ合いの転勤のため、私自身は退職を余儀なくされて2年遅れで鹿児島に来た。そのときはまだ50歳だったので再就職を目指して、張り切ってハローワークに通ったが、年齢的なハンディもあってか希望する正社員の職などてんで無かった。観念して、これも人生かと専業主婦の道を選んだ。 ...続きを見る

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2014/05/28 00:27
ベトナムと中国
南シナ海での領有権をめぐって中国とベトナムの対立が激化し、ベトナムでは先週大規模な反中デモが行なわれ、死者まで出る騒ぎになりました。ベトナム在住の中国人数千人が飛行機や迎えに行った船に乗って、帰国する事態になっています。命の危険を感じるのでしょうか。 ...続きを見る

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2014/05/21 01:32
文化冊子「草茫々通信」別巻 美しい仕事 追悼・細川章 
佐賀市の書肆草茫々より、文化冊子『草茫々通信』別巻 が出ました。 ...続きを見る

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2014/05/17 12:09
天下茶屋から河口湖へ
◆「小川正子記念館」をあとに車はしばらく笛吹川沿いを走り、川を渡って、御坂山のほうへとバイパスを走ります。次の目的地は聞いていないので、どこに連れて行かれるのか分かりません。ミステリー気分を味わいながらのドライブです。 ...続きを見る

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2014/05/14 00:37
きょうの桜島
◆昨日は終日大雨や小雨が降り続きましたが、きょうはうって変わって晴天です。お昼前とあとに、義母宅へ往復するため木造の橋を渡りました。この橋は甲突川に掛かる、観光名所「維新ふるさと館」と対岸にある「観光交流センター」とを結ぶ小さな橋です。 ...続きを見る

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2014/05/13 14:55
山梨県笛吹市にて小川正子をしのぶ
◆今年も連休半ばの5日間を東京で過ごしました。その間、港区内の娘夫婦宅に居候して、毎日予定を組んでは都内のあちこちへ出没。そのたびに地下鉄乗り場への階段と通路を下ったり上ったり、ほんとによく歩き回りました。東京は足腰が強くないと生きていけない土地だと思います。 ...続きを見る

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2014/05/07 02:29
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014
◆今年もまた、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」(熱狂の日)音楽祭 2014 が開幕しました。 5月2日に前夜祭、5月3日から5日まで東京国際フォーラム(東京/大手町・丸の内・有楽町エリア)を中心舞台に、多彩な演奏家による音楽祭が開催されています。 ...続きを見る

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2014/05/04 02:02
笑いの力
◆「笑う」を辞書で引くと、1)口を大きく開けて喜びの声をたてる。おかしがって声を立てる。2)(「嗤う」とも書いて)ばかにしてわらう。嘲笑する。3)(「咲う」と書いて)つぼみが開くこと、果実が熟して皮が裂けること、また縫い目がほころびることなどにいう。4)力が入らず、機能しなくなる。(ひざが笑うなど)と書いてあります。 ...続きを見る

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2014/04/23 02:21
大隅半島の半日ドライブ
◆鹿児島県の地図を見ると、2本の足のように左側に薩摩半島、右側に大隅(おおすみ)半島があり、2つの半島の間には鹿児島湾(錦江湾)が入り込み、その少し奥まったところに桜島があります。先週末に1泊の予定で、大隅半島にある鹿屋(かのや)市吾平町(あいらちょう)の知人宅へ行ってきました。 ...続きを見る

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2014/04/23 01:52
鹿児島市内の春便り
◆現在、鹿児島市のJR鹿児島中央駅近くに住んでいます。   市内を散歩しながら、また自宅のベランダから携帯電話のカメラで撮った写真をご紹介します。 ...続きを見る

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2014/04/17 12:00
老いを感じるとき
◆10代の頃は自分が年を取って大人になるなんて、想像するのも嫌で、汚れた大人の仲間入りなんかしたくないと悩んだりしたものだ。でも時間は容赦なく過ぎ、無垢な少女もやがて女としての機能を備え、もがいているうちに否応なしに男と女をつなぐ深く暗い河の中に放り込まれる。 ...続きを見る

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2014/04/16 00:03
ハムレット
◆鹿児島市民劇場の4月例会は、劇団東演による「ハムレット」でした。かの有名なシェイクスピアの作品をロシアのベリャコービッチ氏が新しい解釈で演出した舞台です。新しいと言っても私は別の劇団による「ハムレット」の舞台を見たことがないので、過去に観たことのある映画の「ハムレット」などと比べての印象です。 ...続きを見る

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2014/04/09 01:13
桜島
◆4月になった。春まっさかりである。最近、天気のいい日中には20度を超す気温になる鹿児島市。夜具の毛布ともずい分前におさらばし、掛け蒲団だけで事足りる。毎朝、ベランダ側のカーテンとサッシ戸をあけて、いの一番に東に位置する桜島を拝む。 ...続きを見る

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2014/04/02 01:12
象に乗った話
◆2006年暮れから2007年正月にかけてベトナム南部方面を旅したとき、象に乗った。もちろん観光客のために訓練された象で、30分くらいの散歩だった。その旅の第一の目的は、ホーチミン市内から車で7時間ほどの高原都市ダラットに行くことだった。 ...続きを見る

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2014/03/26 02:10
巨人さん逝く
◆巨人さん、とは作家・大西巨人(おおにしきょじん)さんのことで本名は巨人と書いて「のりと」と読みます。これは過去にも書いたことですが、名前の由来は母親のおなかの中に12カ月間もいて、たいそう大きな赤ん坊で生まれたため、巨人(のりと)と名付けられたのだと、これは本人から聞いた話です。 ...続きを見る

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2014/03/19 00:38
ありふれた日常
◆前回ご紹介した詩人・丸山豊著の戦記エッセイ『月白の道』をテーマにした福岡市での読書会も無事終わり、鹿児島に戻りました。読書会のあとは博多区在住の娘夫婦宅に泊り、1週間遅れで初孫の初節句のお祝いを済ませました。といっても娘夫婦の招きで双方の親が集まり一緒に食事をしただけの、ささやかなお祝いでした。 ...続きを見る

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2014/03/12 02:52
月白の道
◆福岡市で8年ほど続いている小さな読書会がある。今度の日曜日で41回目になるその会で、わたしは報告者になっているので、いまテーマに取り上げた本や参考図書を読んでレジュメの準備をしている。この読書会が始まったときにはもう鹿児島に転居していたが、それ以後、奇数月の例会日に古巣の福岡へと足を運んでいる。 ...続きを見る

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2014/03/05 02:27
64歳のポジション
◆わたしの50歳のとき、末の子が大学進学を機に親元を離れた。上の子も大学進学のため東京に送り出していたから、2人いた娘の子育てはそれぞれ18歳までで終わってしまった。わたしが仕事を持っていた関係でゼロ歳児から保育園育ちのせいなのか、娘たちは何の未練も残さず親離れして飛び立った。 ...続きを見る

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2014/02/26 01:21
カラシニコフさんの嘆き
◆AKB48といえば、日本人ならたいていの人が知っている人気アイドルグループのことです。ではAK47とは何でしょうか。正式名称は「1947年式カラシニコフ自動小銃」。カラシニコフとはこの銃を設計したのロシア人のミハイル・カラシニコフさんの名前です。AK47は、歴史上もっとも成功した小銃と呼ばれています。 ...続きを見る

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2013/06/12 08:28
桜島の降灰
◆鹿児島名物の桜島の降灰をご紹介します。爆発的噴火が起きると、大量の火山灰が火口からモクモクと高く吐き出され、風に乗って移動します。風下にあたる地域は灰が降るあいだも降った後も、戸外にいたら灰が目に入るとチクチク痛いし、口を閉じてても、なぜか口の中はジャリジャリ。灰と呼ばれていますが、実は砂状のものです。冬は北風で大隅半島の鹿屋市方面へ流れ、夏場は鹿児島市方面へ灰がやってきます。 ...続きを見る

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2012/08/27 10:15
甲州市を訪ねて
◆4つほど予定があり、大型連休前半は東京で過ごした。そのうちの一日は、初めて山梨県甲府盆地へ足を延ばした。甲府市在住の知人がいて、樋口一葉ゆかりの地をご案内しましょうと、以前から誘われていたのである。当日はお天気も上々。朝10時、新宿発スーパー「あずさ」11号に乗車した。 ...続きを見る

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2012/05/02 09:02
3度目のいわき市
◆先週の10月26日、用あって東京へ行った。宿泊先はいつもの娘の家、というか部屋。翌27日には福島県いわき市へ行ってきた。最初に行ったのは1985年、2度目が1991年だったから、3回目の今回は20年ぶりの訪問になった。 ...続きを見る

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2011/11/02 09:36
阿武隈の雲
◆九州人の私にとって何の縁も無い福島県いわき市に初めて行ったのは、1985年(昭和60)のことだった。目的地は阿武隈山系菊竹山中腹にある作家吉野せいと農民詩人三野混沌(みのこんとん)夫妻の旧宅。二人は既に亡く、息子さんが農地を守っておられた。しかし5年後に再訪したときはもう人の住まない土地となり、開拓地は元の荒地に戻りつつあった。 ...続きを見る

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2011/05/18 00:52
あゝ小名浜
◆東日本大震災から1ヵ月余り。福島原発事故はまだ最悪の状態を抜け出ていないが、それ以外では着々と復興に向けての歩みが進んでいると報道で伝えられている。本州の一番南端の地に住む我が身としては、ささやかな義援金を差し出すことぐらいしかできない、もどかしい毎日が続く。 ...続きを見る

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2011/04/13 00:48
美に捧げる愛の花束
◆連休冒頭の一日を信州に遊んだ私は、その日の朝、上田市へ向かう新幹線の中で、信州にある美術館等を紹介した本二冊を手にした。それは同行の友達が持参したもので、こんなにもたくさんあるのかと驚嘆するぐらい、大小さまざまな施設が紹介されていた。その数100館はあったろう。掲載されていないものもあると聞いて、やはりこの地には美の集積をいざなう何かがあると思わずにはいられない。 ...続きを見る

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2008/05/14 01:03
文学的に生きるとは
◆作家の大西巨人さんと会ったことは、4年前の3月と2年前の3月の2回ある。そのとき大西さんから聞いたことや話の内容は大変興味深いものだったので、独り占めするのも惜しく、このメールマガジンや文芸同人誌にエッセイという形で何度か書いた。そんなことをきっかけに大西さんとご縁ができて以来、新刊本を出されるたびにご恵贈いただいている。 ...続きを見る

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2008/04/16 09:08
金子光晴『絶望の精神史』を読む
◆明治28(1895)年生まれといえば、私には思い浮かぶことが2つある。その1つは樋口一葉の没年の1年前であり、もう1つは私の父方の祖母の生年と同じということだ。つまり戦中・戦後多くの作品を発表した詩人金子光晴は、私の祖父母と同じ時代を生きた人だと思えば、彼の書くものの時代背景を私なりに身近に引きつけて読み取ることができる。 ...続きを見る

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2006/12/13 08:44
大西巨人さんに訊く
◆作家大西巨人さんの最新作に『縮図・インコ道理教』という小説がある。一昨年春から約1年間インターネットに連載されていたが、私はそれを途中から読んでいた。完結の後、昨年夏に出版され、その本を大西巨人さんからいただいた。この小説はオウム真理教地下鉄サリン事件を材に、「宗教団体インコ道理教が、『皇国』日本の縮図である」という題意により書かれた意欲作。 ...続きを見る

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2006/04/26 21:55

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